中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格で、中小企業支援法第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。

また、中小企業診断士は「会社のお医者さん」ともいわれています。お医者さんが患者さんに対して体調を回復させるために、まず体調を悪化させている原因を診断します。そしてその改善のために薬を処方したり、理学療法を施したり、時には手術もします。しかし、体調回復の本質は患者さん本人の治癒力によるものだと思います。

一方、会社の経営改善のためには、まず経営の状態を把握し、問題点を明確にする必要があります。その解決策を経営者、従業員の皆さんと一緒に考え、実行することにより、会社自身が本来が持つ活力により、経営を改善させていく必要があります。私は中小企業診断士として、会社が持つ活力を最大限に引き出して会社が伸びていくために、一緒に考え、行動させて頂きたいと考えています。